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シャトー・ダングリュデ

2004  エー・オー・シー マルゴー・クリュ・ブルジョワ・シュペリウール(2003年格付け) - 赤

概要:
オーナー: シシェル家
ウェブサイト:www.chateau-angludet.fr
葡萄畑の面積:32ヘクタール
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド

1961年以来シシェル家によって所有され、アングリュデは有名なマルゴーのアペラシオンの中心に位置し、クリュ・クラッセの所有地に囲まれている。ベンジャミン・シシェルの品質に対する変わらない追求は、葡萄の木の収穫量を徹底的に制限し、葡萄畑全体の自然なバランスを探し出すというポリシーに反映されており、これはこの素晴らしいテロワールを全てのグラスで最高に表現する為である。アングリュデのワインは、その上品さ、繊細なアロマと秀逸な熟成ポテンシャルで世界的な評価を得ている。 

背景:

グラン・クリュ・クラッセの所有地に囲まれており、シャトー・ダングリュデは、所有地が遺産相続契約の一部として分割されなければ、有名な1855年の格付けにほぼ確実に含まれていただろう。信念の証とアングリュデのポテンシャルを信じて(その頃の所有地は衰えた状態にあった。)、シシェル家は1961年にこのエステートを購入した。それ以降、シシェル家はここを復興するために精力的に活動することで実際、葡萄畑とセラーを改善し、アングリュデは、この素晴らしいテロワールにふさわしい評判を再び取り戻すことになった。

葡萄畑:
コミューン:カントナック
エノロジスト:ベンジャミン・シシェル
葡萄畑の広さ:32ヘクタール
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド
平均樹齢:25年
植密度:1ヘクタール当たり6,666本
土壌:砂利と中位の大きさの小石が混在し、多少の砂を含む。
近隣:シャトー・ジスクール第3級-シャトー・ブレーヌ・カントナック第3級  

特徴:
瓶詰め:シャトーで瓶詰め パッケージング:刻印された木のケース ワインの熟成:セメントタンクによる伝統的な醸造。ヴィンテージにより発酵は20~30日間で,マロラクティック発酵後、ワインは樽に入れられ、(1/3は毎年新樽)そこで12ヶ月間保存される。どのワインをシャトー・ダングリュデの最後のブレンドに使用するかという最終的な選別は、翌年の2月か3月に行われる。選別過程は厳しく、(最高のワインしか含まれてはならないので)一連のテイスティングによって行われる。最終的なブレンドが完了すると、ワインは卵白により清澄され、瓶詰めの前に軽くフィルターがけされる。

  • アルコール:13.5% 
  • 最終ブレンド:カベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロー42%、プティ・ヴェルド5%
  • 生産量:90 000本 瓶詰めされた日:2006年7月末

ヴィンテージ情報:2004年はクラシックなボルドー・ヴィンテージだった。冬の雨は通常より少なかったものの、水不足による葡萄の木への負担は非常に少なかった。実際、母なる自然は非常に豊かな果実と、素晴らしい開花期を確保したため、葡萄が完全、均一に熟すためには、かなりの間引きをする必要があった。9月と10月の天気は非常に良かったので、その年の初めに一生懸命葡萄畑で働いた栽培者に恩恵があった。

テイスティング・ノート:
2004ヴィンテージは、黒色がかった、濃いルビー色をしている。ノーズは、黒い色の果実(ビルベリー、ブラックベリー)からスパイスをベースにしたバニラにいたる幅広いアロマを示す。こくがあり、フルーティーなアタックは、エレガントで素晴らしくまろやかなタンニンを持つ風味を示す。このワインは、この素晴らしいテロワールの高貴さとフィネスを全て反映した、素晴らしいマルゴー2004で、これは4~5年で更に素晴らしくなる。

受賞歴: 
89/100 - WINE ADVOCATE, ROBERT PARKER / 89/100 - WINE SPECTATOR / 3/5 - DECANTER / 16/20 - Jancis Robinson

サーヴする温度:17-18°C / 相性の良い料理:赤身の肉、猟鳥獣の肉、軽くスパイスしたお料理やチーズと。 /  熟成:20年

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