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シャトー・ドゥ・ラ・ガルディーヌ

シャトー・ドゥ・ラ・ガルディーヌは、100haからなるブルネル家の敷地である。100haのうち、56haをアペラシオンゾーンの南西にあるシャトーヌフ・デュ・パプの小さな町近く(歴史的な城から1/4マイル)に持つ。残りは、コート・デュ・ローヌヴィラージAOC下にあるRasteauとRoaixのコミューンにある。

ブルネル家は、シャトーヌフ・デュ・パプの西側の土地で、1670年より葡萄栽培/ワイン醸造を行っている。シャトー自体の創設は、法皇がアヴィニョンに来る前の12~13世紀にさかのぼる。しかしながら、再構築され現在の姿になったのは、もっと後の1722年である。ラ・ガルディーヌという名前は、このシャトーが元来前哨として立てられたので、フランス語の“守る”から恐らく来ているのであろう。

彼らは最近敷地のシラー種の量を20%増やし、グレナッシュの量を減らした。これは、他のシャトーヌフ・ワインよりも、より偉大な熟成能力をこのワインに与える。 

1985年以来、異なる葡萄品種を同じタンクで発酵させることを始めた。昔は、異なる品種を一緒に植え同時に収穫したので、上記の方法はワインをよりオリジナルに近いものとする。また昔は発酵の間人々は自身の足でキャップ(果帽)をパンチングダウンしたものであった。これはもはやなされないが、ここではパンプオーバーをするより、その効果を刺激する機械で操作されるパンチを使用する。

土壌 : アペラシオンはその驚くべき石ころの多い土壌のために知られている。日中、これらの石は太陽の熱を吸収し、夜間それを放射し、葡萄の実が最高に熟するのを助ける。
設立 : 1780年
従業員数 : 24
畑の所有 : ブルネル家によって所有されている
畑の面積 : シャトーヌフ・デュ・パプ53ha、コート・デュ・ローヌヴィラージ48ha
葡萄品種 : 70% グレナッシュ、20% シラー、5% ムールヴェードル、5% サンソー&ミュスカルダン
土壌 : 3つのタイプの土壌。アルプス山脈の洪積層(丸い石ころ)、中新世の岩石、白亜質石灰岩
総生産量 : 450,000本
畑の向き(立地) : 南、南西
栽培 : 合理的、精選された処置、有機肥料、7月の終わりに余分な実を取り除く夏の剪定
ワインメイキング : 手摘み、部分的除梗、セラーに入る時の葡萄の厳しい選択、伝統的ファーメンテーション(32℃/17~21日)の為の葡萄品種の選択と混合
温度コントロール、フリーランをプレスワイン(空気プレス)と区別する。
ワインのケア:中央フランス産の木でできた桶及び新樽の使用
熟成中の定期的ラッキング、セレクションとブレンディング、卵白による清澄後ボトリング
サーヴする温度:15~18℃
貯蔵:8~10年
相性の良い料理:猟鳥獣の肉、赤身の肉、チーズ、地方料理とサーヴする。

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