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シャトー・デュ・テルトル

シャトー・デュ・テルトルは1000年の歴史を持つエステートであり、52ヘクタールにおよぶそのエステートは1855年当時の趣を今も留める。19世紀中には、シャトー・デュ・テルトルのワインは世界に名を知らしめた。これはマルゴー・グラン・クリュ・クラッセのシャトーとなった1855年の格付けによるところが大きい。1997年、オランダ人実業家、エリック・アルバダ・イェルヘルスマはエステートを購入し、シャトー全体の大々的な再建に投資した。この事業により、シャトー・デュ・テルトルは、本来の高貴な個性を取り戻すことができた。

19世紀の作家達が好んで呼んでいた「華麗なるテルトル・ダルザック」を発見してほしい。ここマルゴーのテロワールは、最高地に位置し、メドックの中で高い所に位置する砂利質のエステートの一つである。日射が、葡萄の木を春の遅い霜から守る。小川が自然な灌漑となり、砂利質を二つに分け、畑の温度を下げ、育成の上で必要な冷涼な環境を作りだし、過剰の水分と乾燥から畑を守る役割をしている。

シャトー・デュ・テルトルは、最高の立地を享受し、途切れることなく広がる52ヘクタールを所有する。主要の品種カベルネ・ソーヴィニヨンは、ワインに組成と濃縮度を与える。まろやかさとしなやかさを持つメルローは、ブレンディングの最終段階で滑らかさを与える。カベルネ・フランは、独特のスパイシーな含みを持つ濃厚なブーケを生む。熟成する段階において、プティ・ヴェルドはアロマを完結させる。このように生まれるシャトー・デュ・テルトル グラン・ヴァンは極上のテロワールの魂を映し出している。

このシャトーはアルサックにおけるマルゴーアペラシオンの最も高い所に位置しており、名前は小山、高い土地という意味の単語“テルトル”からきている。ここはまた、アルサックの中で唯一格付けされた栽培者である。畑は、続いた一画の土地であるところがユニークである。

セカンドラベル:なし
畑の面積:45ha
平均収穫量:12,000ケース
畑の分布:1区画
土壌:細かい砂利と砂、チョークの多い下層土
品種:85% カベルネ, 5% カベルネ・フラン, 10% メルロー
剪定:グイヨーダブルメドケーン
ルートストック:リパリア グロアール、101-14
1haあたりの葡萄の木の本数:5,600
平均樹齢:30年
1ヘクタールあたりの生産量:30hl

収穫:手摘み

酵母の添加:必要であれば
マセラシオンの期間:21~24日
発酵の温度:28~30度
発酵のコントロール:タンクの外側に水を流して
発酵槽のタイプ:裏うちしたスティール
ヴァン・ドゥ・プレス:ヴィンテージにより10%まで

樽の年令:新樽を30?50%使用
樽熟の長さ:24ケ月
清澄:新鮮な卵白
フィルターの使用:びん詰めの時に軽くスュール・プラック
ボトルのタイプ:ボルドレーズ
シャトーにおける壜詰め:100%

貯蔵:6~15年 
サーブする時の温度:17度
食べものとの組み合わせ:基本的な肉とポテト料理:フィレミニヨン、ラムフィレ、ソテーかグリルされたステーキ、チーズ

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