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シャトー・ムートン・ロートシルト

最初はラ・フィットの地所の一部で、ルイ15世の御代に存在が確立されたようである。その頃は、ブラン家に属していた。1853年5月11日、バロン・ナタニエル・ドゥ・ロートシルトはムートンのオーナーになり、それ以来ムートン・ロートシルトという名を使用するようになった。ムートンの名は、"Motte de
terre"(土地の盛り上がった所、高み)からており、羊には全く関係がなく、地形に関係がある。
 
2年後、1855年の格付けで第2級のトップにランク付けされた。(今日、シャトーの名前はアルファベット順にならべられている。)そもそも第1級になぜ選ばれなかったかという理由の一つに、敷地内にその頃シャトーがなかったからだというのがある。(1880年にナタニエルの息子ジェイムスによって建てられた。)別の理由は、畑がロンドンに住むイギリス人の手中にあったということである。しかしながら、1973年バロン・フィリップ・ロートシルトの努力の結果として、ついに1級に昇格した。バロン・フィリップは1922年シャトーに到着した。1924年に彼はシャトーボトリングを行った第一任者となり、またシャトーの全生産量をシャトーでびん詰めした最初の人でもあった。1945年、彼は毎年有名なアーティストによってデザインされた最初のラベルを導入した。1982年以来、70年代に雇っていた摘み取り人の3倍の人員を動員した。全畑の葡萄を2〜3日で収穫する。1981年以前は、10〜21日かかった。
 
セカンドラベル:プティ・ムートン (赤)
エール・ダルジャン(白)
畑の面積:75ha
平均収穫量:25,000 ケース
土壌:鉄盤層のうえに砂利の畝がある。
品種:80% カベルネ・ソーヴィニヨン, 8% メルロー, 10% カベルネ・フラン, 2%プティ・ヴェルド
剪定:グイヨー ダブル メドケーヌ
ルートストック:土壌の適性により異なる。
1haあたりの葡萄の作付け数:8,000〜10,000
平均樹齢:45年
1ヘクタールあたりの生産量:35hl
収穫:手摘み
 
酵母の添加:なし(野生)
マセラシオンの期間:5〜25日
発酵の温度:30度
発酵のコントロール:電動だがオペレーションは手動で
発酵槽のタイプ:木製
ヴァン・ドゥ・プレス:ヴィンテージによる
樽の年令:毎年新樽を使用
樽熟の長さ:22〜24ケ月
清澄:新鮮な卵白
フィルターの使用:なし
ボトルのタイプ:ボルドレーズ
シャトーにおける壜詰め:100%
 
貯蔵:12〜40年
サーブする時の温度:17度
食べものとの組み合わせ:基本的な肉とポテト料理:フィレミニヨン、ラムフィレ、ソテーかグリルされたステーキ、チーズ