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ピエモンテ

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イタリア語で「山の麓」という意味の名のピエモンテ州は、スイスおよびフランスと国境を接するイタリア最西部の地方である。美食で知られる土地であり、世界的な評価を受ける高貴なワインの銘柄数も、同国で最も多い。

海がなく山がちなこの地方では、強靭な赤ワインの生産が主である。白トリュフ、チーズ・フォンデュ、米、肉、パスタ、詰め物をした野菜といった、豊饒で心温まる地方料理と、そうした赤ワインは完璧に調和してくれる。当地で栽培される黒葡萄品種の中には、すばらしいネッビオーロがあり、高名なバローロ(王のワインであり、ワインの王である)、バルバレスコ、ガッティナーラほかの主要品種となっている。ベルベーラという葡萄品種からは、若々しくフルーティな赤と、力強く骨組みのしっかりした赤の両方が造られる。その他の興味深い赤ワイン用品種としては、フレイザ、グリニョリーノ、ドルチェットがある。

白葡萄品種にはモスカートがあり、この葡萄を原料としたアスティ・スプマンテとモスカート・ダスティは甘口の発泡ワイン。こってりした味の練り菓子にぴったりである。他の白ワイン用葡萄品種には、繊細で辛口のワインになるコルテーゼとアルネイスがある。

ピエモンテ州を他州と分かつ重要な特徴として、比較的小規模な畑しか持たない家族経営ワイナリーが、ワインの大半を産しているという事実がある。

パオロ・アッリアータ
オーナー兼醸造責任者
ヴィッラ・テルリーナ