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ジェムストーン・ヴィニャード

ファミリー/オーナー
北カリフォルニアに長く住むマイケルとキャロル・マークス夫妻は、10年以上前よりナパ・ヴァレーに滞在するようになり、2007年にジェムストーンブドウ園を購入しました。2015年、夫妻の娘であるエイミー・マークス・ドーンブッシュが家族を代表し、ジェムストーンブドウ園の経営者として任命されました。エイミーはジョージ・ワシントン大学を卒業し、飲食とホスピタリティの分野の経験があり、その手腕が家族経営のワイン事業を背負うのに相応しいと認められたのです。ジェムストーンの管理に加え、過去数年間様々な企業の投資に携わっており、最近では多様な消費者投資の管理に重点を置いたウィローツリーベンチャーファンドという独自のファンドを立ち上げています。

マイケル・マークスは世界最大規模の電子製造企業であるFlextronicsの創設者として知られ、13年間のCEOとしての任期中、時価を9300万ドルから160億ドルにまで成長させました。同社は世界中の携帯電話やXBOXなどのゲーム機その他の消費者向け電子製品の大部分を製造しています。また、マイケルは一時TeslaのCEOを務め、ゴールデンステート・ウォリアーズのオーナーの一人でもあります。 

マイケルは最近Katerraを創業し、CEOに就任しました。技術界のサプライチェーン・製造業で得た長年の経験を建設業に活用しています。同社の目的は世界中に設計と資材をソーシングし、より効率的でコストに優れた方法で大規模な設計プロジェクトに活用することにあります。Katerraは現在大きな成長を続けており、真に手頃な住居を世界中で提供するのに大きな役割を果たすと見込まれています。 

ワインメーカー
私達は現代のワイン製造業でも一二を争うワインメーカー、トーマス・リバーズ・ブラウンと提携をする幸運に恵まれました。その非介入型のアプローチは、私達のテロワールへのコミットメントと一致しており、ブドウ園独自の性質によるワインスタイルの確立を可能にしています。サウスカロライナ州出身のトーマスは、バージニア大学卒業後の1990年代中頃に初めてナパ・ヴァレーを訪れました。そのワインは専門家に高い評価を受け、一般のお客様にも大好評です。トーマスはナパでも最も成功したワインメーカーの一人であり、入手困難なカリフォルニアワインを生み出し続けています。特にカベルネ・ソーヴィニヨンのワインが人気で、同ワイナリーの使用するナパ・カベルネはジェムストーンを含むトップクラスの農園のものです。 

ブドウ園
1997年の開園以来、ジェムストーンは批評家やワインファンより高い評価を受け続けています。ナパ・ヴァレーでも最上級のブドウ園です。当初、岩だらけで荒れていたこの地に何を、どのように植えるかを決定するのが最も重要な要素となりました。この16エーカーのブドウ園は、従来の農法とは異なる16個の小ブロックに分けられたカベルネ・ソーヴィニヨン畑のパッチワークとなっており、それぞれ個別に醸造され、完璧なブレンドが行われます。当ブドウ園は最大5000ケースの製造が可能ですが、最高品質のワイン生産のため1500ケースに数を限定しています。 

ジェムストーンは複数の小山に囲まれ、ナパ郡オークビルとスタッグズ・リープの間に所在しており、ヨントヴィル、ナパ・ヴァレーのアペラシオンを得ています。周辺には美麗なスクリーミング・イーグルやダラ・ヴァレ、シェイファーなどがあります。傾斜したブドウ園の地盤は、砂岩に覆われた砂利と岩石堆積物です。この地盤は水はけが良く、小粒で皮の厚いブドウの生産に適しています。そのブドウから濃厚で深く、土の力が感じられる味のワインが生まれます。

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