醸造
砂利の多い粘土または砂を含む混合土壌。土壌に加え、日に良く当たる立地条件により、葡萄品種がもつ特徴や優雅さ、フィネスをワインに与えている。
畑は持続可能な農法を実践し、カバークロップ(下草植え)を行ったり、すきで畑を掘り起こしている。葡萄は手摘みで収穫し、20kgの小型のかごに入れて、注意して運ばれる。何回かに分けて収穫を行うことで、最適に熟した葡萄を確保する。セラーに運ばれると直ぐに葡萄は選果され、完全に除梗を行った後、再び果実は選別される。
グループごとにオークかステンレス・スティールの大桶で発酵させ、オーク樽で18ヶ月熟成させる。ワインは伝統的な方法で、新鮮な卵の白身を用いて清澄させる。
テイスティングノート
美しいガーネット色を呈し、赤レンガ色の反射を放つ。ノーズはエレガントでコーヒー、キャラメル、濃い色の果実の含みが香り、わずかにスパイシーなアロマがする。チョコレートとダークチェリー、イチジク、プラムの風味がし、シルキーで熟したタンニンを持つ後味は、非常に長い余韻を残す。2015-2020年が飲み頃。
葡萄品種:メルロー85%、カベルネ・フラン15%