...

レ・コルドリエ

コルドリエの名はこの土地の最初の住人であったフランシスコ会修道士に由来する。彼らは第7回十字軍の時代、コードベルトで大きなマントを縛った伝統的な衣装により“レ・コルドリエ”という異名を取った。
1338年に法王より城壁内に修道院創設の許可を得て、コルドリエ回廊は造られた。1383年英国リチャード3世王はフランシスコ会修道士へこの土地の永住権を与えた。1789年の革命までの4世紀の間、レ・コルドリエ修道士は教会、中庭、ワイナリー、醸造室、貯蔵室、庭、6部屋の寮を建て居住していた。
14世紀後半、新しい所有者は広大な地下の空間を醸造室や貯蔵室へと変換する事に決めた。長年をかけてレ・コルドリエで使用されてきたワインメイキング技術は素晴らしい環境の中で偉大なスパークリングワインを生産し、新しい完璧なレベルへと到達した。

コルドリエはまた地下道網で有名で、この地下道網はサンテミリオンやボルドーの特定地域の建設に使用された石採掘の為に造られた。3kmにも及び、サンテミリオンの通りの地下、シャトー近くの葡萄畑の地下をめぐり、地下深くの貯蔵室へと続く。地下20mの真暗闇の貯蔵室は1年中12℃で常に保たれ、1892年以来続く伝統的方法によって造られているワインの熟成に完璧である。

このセクションには商品が登録されていません